トイレリフォームの要は便器選び
トイレのリフォームでは便器選びが重要です。
便器には、大きく分けて、タンク付きとタンクなしのモデルがあります。値段は10万円~40万円ほどで、タンク付きが安く、タンクなしの一体型便器のほうが高くなります。一体型は値段は高くなりますが、デザインがすっきりしているので掃除がしやすく、サイズが小さいので、狭いトイレに設置しても空間に余裕があるなどのメリットがあります。
国産の便器の代表的なメーカーにはTOTO、LIXIL、パナソニックがあります。しっかり比較して、自分の好みに合ったものを選びましょう。
床は耐アンモニア性能のあるものを選ぶ
トイレの床選びは、他の部屋とは基準が違います。トイレの床を張替える場合は、以下の点を考慮するようにします。
- アンモニア・洗剤・水に強い
- 掃除がしやすく、臭いを防いで清潔に保つことができる
- 工事がしやすい
おすすめの床材
クッションフロア
トイレの床を手ごろにイメージチェンジしてくれるのは、CFシート・クッションフロアシートと呼ばれる長尺塩ビシートです。ビニールですから水拭きができて、値段が安く、リフォーム工事もとても簡単です。
床用大型セラミックタイル
タイルの魅力はその質感と高級感です。濡れた雑巾などでさっと拭けるので、掃除も簡単です。さらにトイレ専用の大型セラミックタイルなら、大きな1枚もののタイルなので、汚れやすい便器のまわりに目地ができませんので汚れにくいというメリットがあります。
壁は湿気対策ができるものを選ぶ
トイレ内は湿度が上がりやすく、臭いがより強く感じられる場所です。壁に珪藻土やエコカラットなど、消臭や調湿機能を持った壁材を選ぶと、さわやかで気持ちの良い空間になります。換気扇のスイッチを照明と連動式にしておけば、付け忘れ、消し忘れが無くなります。