近所の気になる家やネットで施工事例を見てみる
まずは、近所の家を見て、自分好みの配色を探してみましょう。実際の色を生で見ることでができるので、塗り替えのイメージがしやすくなります。写真を撮っておけば、業者に塗装してもらうときに自分の希望するイメージを正確に伝えることができます。
もし、近所に自分のイメージする配色の家がない場合は、インターネットで検索してみるのも一つの方法です。
使用する色は2~3色でおさえる
あまり多くの色を使うと、統一感がなくバラバラな印象を与える配色になってしまいます。単色が最も無難であることは間違いがないのですが、最近では個性を出そうとして、2色以上の色を使う場合もあります。複数の色を使う場合でも2~3色までにおさえるようにしましょう。
玄関ドアやサッシなど変更できない色に合わせる
サッシや玄関ドアでは、素材としてアルミが多く使われています。アルミは塗装できないわけではありませんが、剥がれやすいため、一般的には塗装しません。外壁の色を選ぶときに、色が固定されている玄関ドアやサッシの色と相性のよい色の中から選ぶと、統一感のある色の組み合わせとなります。
外壁の種類や艶
艶消し塗料は艶あり塗料と比較して、少々白っぽい感じに仕上がります。
スタッコ調やサイディングの模様に凹凸がある場合は、凹凸によって出来る影の影響で色目が濃く感じることがあります。
それに対して、フラットな面への艶あり塗装は、薄めの色目に仕上がる傾向があります。
色の面積効果
明るい色は小さな面積で見た場合に比べ、大きな面積になると、いっそう明るい色に見えます。一方、暗い色は小さな面積で見た場合に比べ、面積が大きくなるにしたがって、いっそう暗い色に見えてきます。このように明るさや色味に差がでるだけでなく、イメージも変化して見える現象を色の面積効果と呼んでいます。
カタログなどのカラーサンプルで色を選ぶときは、色の面積効果も考慮に入れて、明るい色の場合はやや濃い目の色を選び、暗い色の場合はやや薄い色を選ぶようにすると失敗が少なくなります。